スマートフォンや携帯の契約における、俗に言う「2年縛り」の違約金を千円にすると総務省は発表しました
そこから予想される未来とは
現行の携帯スマホ2年縛り
現在、auの場合2年の連続契約を前提に通信料の割引がされています
2年縛りの契約の場合途中解約は9500円がかかってしまいます
auの新料金プランにてスマートバリューなどの割引を適用しないとすると
- 2年縛りありで2980円~
- 2年縛りなしで4480円~
新フラットプラン7プラスで
- 2年縛りありで5480円~
- 2年縛りなしで6980円~
データMAXプランで
- 2年縛りありで8980円~
- 2年縛りなしで10480円~
と、全てのプランにて2年縛りがない契約をすると月額1500円高くなってしまいます
1年で1万8000円も高くなってしまいますので、現状では2年縛りをしない方はほぼ居ないのではないのかなぁと思います
2年縛りがない携帯電話料金の未来
一部の携帯電話評論家の方々は現状は2年縛りがある前提のプランなので今後値上げが行われるのでは??と予想していますが。。。
蛙🐸氏の予想は『否』
総務省が発表する前段階で既に審議会の情報は携帯会社に入っているでしょう
恐らくは「既に違約金1000円化は織り込み済み」と見ています
新携帯電話料金、全然安くなっていないじゃん!という多くの方々の声は違約金織り込み済みだからがアンサーだったと予想するんですよね
大手通信キャリアが横並びで違約金が同料金だから問題なので「赤信号みんなで渡れば怖くない」的にみんなが一斉に1000円になればそれほど問題は起きないんじゃないかなぁと思っています
ぶっちゃけイオンモバイルみたいに格安SIMの中には違約金設定していない会社もありますしね
auの場合はau WALLETやauひかりとのセット料金スマートバリューといった囲い込み戦略をもう何年も行っています
au PAYの還元率がアップすることに期待したい
通信料金は既にけっこう頑張って値下げされている状態(※異論はあるだろうがキャリアショップの運営や、災害対応などを含めると格安SIMと同条件にはならへんで)なので、通信料金以外の付加価値サービスでの囲い込み戦略空中戦が行われるんじゃないかなぁって予想します
そういう意味でも格安SIMを使わないのであれば通信キャリアのサービスはフルで使いこなさないと損をしてしまうことになりそう
ただ、空中戦メインになるとYahooを抱えているSoftbankや、なんやかんやで一番契約数の多いdocomoに比べてauは少し苦しくなりそう
武器として有効打になるのは金融サービスになるのかなぁとも思います
今後、金融を合わせた商品に期待したいです
携帯スマホ2年縛りがないことでの危惧
一番の危惧は代理店からの移行に関する電話が多くなりそう
現状でも光回線移行の勧誘電話が何度も蛙🐸氏の家にかかってきていますからね
「電話の対応するのも面倒だぞこのすっとこどっこい」
携帯会社もMNP原資だった資金を勧誘代理店にまわすでしょうし、面倒くさくなることこの上なしになりそう
スマートフォン通信料金に関しては大幅な値下げも値上げもしばらくはないんじゃないかなぁって予想します
携帯電話会社がいっせいに新料金プランを発表したばかりですし、「格安SIMが跋扈する現在では」今以上に値上げするのは無理だと思います
ただ、その分光回線のプランがややこしいことになりそうで少し怖い
総務省は携帯料金にばかりいちゃもんをつけている状態なので光回線料金はまだまだ色々弄れそうですしね
競争が起きて光回線が割引になるのであれば消費者としては嬉しい限りです。
まとめ
携帯2年縛り1000円で予想される未来について書かせていただきました
携帯電話会社が通信だけに囚われず、あらゆるサービスを含めた総合戦になるのではないかなぁと予想します
何でも自前で揃えずに強力なプラットフォームと提携というのも作戦としては有りでしょう
ヨドバシ・ドット・コムとか抱え込んじゃえ!
今後の携帯電話会社の動向に要チェックです
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