
田島健一さんの「ただならぬぽ」を読みたくないけど読みましたw
読んでしまえば自らの才能の無さを思い知らされて地面に叩きつけられるような気分になるんじゃないかって怖かったんですが、それでもどうしても読みたく手にすることにしました
まずは、ポチッとしてくれると嬉しいです
それでも、買ってから実際に読むまで数か月かかっています。積読状態です
俳句の本って読むのに物凄くエネルギー使うんですよね
脳みその言語脳をフルに使うので、数ページ読んだだけで疲れてしまいます。
まぁ、そんなわけで少しの間、放置していたのですがやりたいゲームも底がつき時間を持て余したのでようやく読み始めることに
『一気に一冊全部読んでしまった』
1個1個の俳句自体はボディブローのようにズシンとした重みがあるんですが、全体を通して読んでいくと韻文としての旋律の美しさからすらすらと読めてしまうんですよね
パウダーシュガーのように甘味を残してすっと消えていくイメージ
今回の本の中では枇杷、鯨、鶴、鹿など繰り返し登場する言葉があるのを見て、もっと感じるままに自由に感性の赴くままにに俳句って作って良いんだなって背中を押された気分です
老人会の日記報告みたいな俳句ばかり触れる機会が最近多すぎて気分が滅入っていたところでしたが、こんなにポエジーな世界を見せていただき幸せな気分になりました
是非、俳句に興味がある人だけでなく、全く興味の無い方もご一読を
繰り返しになるけど1個1個の俳句はね、けっこうズシンと重みがあるので私みたいにするするーと読み進めるのでなく1個1個深く鑑賞していくのも楽しいかと思います
何となく心が俳句を求めているときにまた最初から読み進めたいと思います
繰り返し読むのに十分価値ある一冊だと思います!!

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